機器の種類と選び方
機器選びで見るのは性能ではなく、「親の家に設置できるか」と「続けられる費用か」です。
種類と分かること
人感センサー。その部屋に人がいたかどうか。トイレや廊下に置くと、生活リズムの変化が分かります。
開閉センサー。ドアや冷蔵庫の開閉。冷蔵庫が開いていない=食べていない可能性という使い方ができます。
カメラ。状況が直接分かる唯一の手段。ただし本人の抵抗が最も強い。
電力・水道の使用量。機器を家の中に置かずに済む方式。プライバシーへの抵抗が最も小さいのが利点です。
緊急ボタン。本人が押せる状態でないと機能しません。これ単独に頼るのは危険です。
センサーとカメラの構成を確認する
どの機器がセットに含まれるかは公式サイトで確認できます。
- 掲載内容は公式サイトの公表値です
- 設置や利用の条件は各社にご確認ください
- 介護保険の適用範囲は自治体・要介護度により異なります
設置前に確認すること
①インターネット回線があるか。これが最大の関門です。親の家に回線がない場合、まずそこから必要になります。モバイル回線で完結するタイプもあります。
②コンセントの位置。置きたい場所に電源があるか。電池式なら交換を誰がするか。
③設置は誰がやるか。帰省のタイミングでまとめてやるのが現実的です。設置サービスがあるかも確認してください。
④スマホ側。通知を受け取る家族が複数いるなら、全員が見られるか。
費用の見方
・初期費用(機器代、設置費)
・月額利用料(クラウド録画や通知サービスは月額のことが多い)
・回線費用(親の家にない場合)
・電池・メンテナンス
比べるのは「1年間の総額」です。機器代が安くても月額が高いと、2年目で逆転します。
そしてこれは何年続けるか分からない支出です。無理のない金額で始めて、必要になったら足すほうが続きます。
通知の設計
機器を入れた後に起きるのが「通知が多すぎて見なくなる」問題です。
①通知の条件を絞る。「動きがあった」ではなく「一定時間、動きがなかった」で出すほうが実用的です。
②時間帯を設定する。深夜の動きだけ、朝起きてこない場合だけ、など。
③受け取る人を分ける。全員に全部飛ばすと、誰も見なくなります。
④通知が来たときの手順を決めておく。まず電話、出なければ近所の人、それでもだめなら誰が行くか。ここまで決めて初めて見守りが成立します。
通知の仕組みと月額を確認する
通知の設定範囲と料金は公式サイトで確認できます。
- 掲載内容は公式サイトの公表値です
- 設置や利用の条件は各社にご確認ください
- 介護保険の適用範囲は自治体・要介護度により異なります